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胸が流れる原因

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土井 萌さん

【記事監修】
※補正下着に関する内容のみ監修

土井 萌(ランジェリースタイリスト/補正下着&ボディエステサロンSunny代表)

下着によってコンプレックスが解消し、自信を持てた経験から補正下着とランジェリーで『もっと自分を好きになる』女性を増やすべく活動中。補正下着フィッター歴11年。

サイズが小さいわけではないのになかなかきれいな谷間が作れない、というお悩みを持つ女性は少なくありません。もともとバストにあったお肉が、寝ている間などに脇に横流れして、バストの形が変わってしまい、落ち込んでしまうことも…。

ここでは、そもそも何故、胸が流れてしまうのか、そしてその対策についてまとめています。

ノーブラやブラトップは避けたほうがいい

ブラジャーは、先述したクーパー靱帯が衰えないよう、バストをサポートしてくれるものです。ですから、クーパー靱帯を傷つけ、その機能を衰えさせる原因の一つは「ノーブラで過ごすこと」だと言えます。日中は基本的にブラジャーを付けている方が多いですが、お家でまったりしている時間や、寝ている間はしていないという方は、ナイトブラなどでバストが流れてしまうのを防ぐと良いでしょう。

バストにかかる重力によってクーパー靱帯が伸びてしまいますし、寝る体勢や寝返りによってバストが流れていってしまうので、要注意です。

ブラのサイズがバストに合っていない

ブラジャーのサイズは、定期的に測ることが推奨されています。小さいサイズを着用していると、バストは押しつぶされて、収まりきらないバストがブラジャーの外側へ流れていってしまいます。逆に大きいサイズを着用していると、カップやワイヤー、ボーンが浮いてしまいバストをうまく支えられず、バストが揺れクーパー靭帯が伸び、背中や脇やお腹に流れていきます。

ホルモンバランスが変化する、または乱れている

ホルモンバランスの影響も原因のひとつです。女性ホルモンはバストにハリを与えたり、成長を促す役割があるため、バランスが乱れ、ホルモンが減少することによって、乳腺と脂肪の割合が変化し、ハリがなくなって柔らかくなり、しぼんだり流れてしまうのです。

ホルモンバランスは加齢、妊娠、生理中も変化しますが、寝不足やストレスで乱れが起こりますから、自分に優しい、健康的な生活から意識していくといいですね。

食生活でタンパク質を取り入れる

筋力トレーニングとあわせておすすめなのは、筋肉をつくるタンパク質を食事でしっかりと摂ること。今日はドラッグストアでもプロテインが簡単に購入できますから、全体的にボディメイクしたいという方やダイエットも叶えたいという方にもおすすめです。

また、大豆食品や卵、魚、乳製品などにも含まれているたんぱく質ですが、鶏肉のささみや胸肉にも多く含まれており、コンビニで手軽に手に入るサラダチキンは、調理済みですぐ食べられるのでおすすめです。

ボディケアをしてみる

バスト周りのボディケアは、女性ホルモンの分泌をサポートしたり、大胸筋の強化、リンパを流し老廃物をの排出を促すこともでき、とても有効です。お風呂上りなどの身体が温まっている時に、ボディケアクリームなどを用いて、肌を摩擦で傷つけないようにしながら行ってみましょう。ここでは簡単にでき、大胸筋のこりもほぐせるボディケアを紹介します。

ボディケアもいろいろな方法があるので探してみてくださいね。

自分に合ったブラのサイズを選ぶ

サイズに合ったブラジャーは、体に負担をかけることなく体型維持をサポートしてくれる強い味方です。またサイズの合うものを選び、ブラジャーを正しい位置でフィッティングすることでバストにお肉が集まりやすくなり、カップサイズが上がる場合もあります。

メーカーや商品についてもフィットするサイズは違ったりするので、今までサイズを確認せず購入していた人はまず、お店に行った際にサイズと正しい位置を確認してもらうと良いでしょう。

ホールド力のあるブラを選ぶ

今あるバストを維持したい、ではなく、流れたお肉をしっかりとバストの位置に戻したい、という場合には、しっかりとお肉をキャッチし、流さないようにしてくれるワイヤー入りのものや、脇高設計になっているホールド力の強いものを選びましょう。

地道かもしれませんが、毎日しっかりと対策をしていくことで、バストの形を保ち、またきれいにしていきましょう。

まとめ:生活の工夫と適切なブラを選んで対策を

バストの横流れが気になる方は、どのような原因があるのかチェックしてみましょう。激しい運動により胸を揺らす動作が多い方や加齢によってバストが横に流れている方は、ホールド力のあるブラジャーを身につけることをおすすめします。

また、自分のバストサイズに合っていないブラを着用している場合は、正確にバストのサイズを測定して自分に適したブラジャーを着用してみてください。サイズのあっているか確認したら正しい位置でブラジャーを着用しましょう。その他にも、胸筋のトレーニングを取り入れたり、タンパク質多めの食生活を意識したりといった生活の工夫も大切です。これ以上、バストが横流れしないように、適切なサイズのブラジャーを着用して、食事や運動、バストのケアを取り入れてみてくださいね。

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